私たちは今回聴講だけでしたが、多くの演題を学ぶことができました。また、一般口演発表のスライドは英語で作成されており、International Symposiumでは質疑応答も英語で行われておりました。英語が飛び交い、非常にレベルの高さを実感する学会となり、より一層、多くのことを学ばなければならないと身が引き締まる思いです。
またJOSKASは医師がメインの学会であり手術術式の話しが多い印象を受けました。入職当初は、リハビリを中心に学ぶことだけを考えていましたが、手術術式から理解を得ることで患者さんへの詳細な説明や自身の学びへと直結します。リハビリなどと枠組みを決めず、柔軟に多くのことを吸収していきたいと思います。
ポスター発表にはリハビリに関しての内容もありました。普段のリハビリでは問題点を決めつけてしまうことが私自身多かったです。しかし他院のリハビリ内容を聴くことができ、様々な視点から物事を捉えなければならないと感じました。どのように患者さんに向き合えば、より良いリハビリを行えるのか常々考える必要性を強く感じました。
そして当院からは、井野非常勤理学療法士が発表しました。一般口演で「AIによる動作解析―三次元動作解析による妥当性の検証」という演題で発表されておりました。会場は満員で人が溢れており、非常に活気あふれる場となっておりました。またベスト口演賞も受賞されておりました。
今回の学会は1年目の私たちにとって初めての学会参加となりました。会場の雰囲気など慣れない中で戸惑うこともたくさんありましたが、とても楽しく聴講することができました。今後も学会で多くのことを学び、臨床業務へ活かしていきたいと思います。