講師は、当院にて毎週火曜午後と水曜午前に装具製作を担当して頂いている森口義肢製作所の前原伸太さんです。インソールを患者様の状態・用途に合わせた医師の処方により、複数の硬さのブロックから選択し削り出されて行くカスタムメイド作業の様子や、複雑になっていく傾向にある健康保険制度との繋がりを全スタッフで共有しました。
また、森口義肢製作所オリジナルの装具HKB(Hokkaido university Knee Brace)の誕生秘話も紹介され、開発から現在の形に至るまでの試行錯誤の歴史を説明して頂きました。
質疑応答には、患者様により適切により快適に使用して頂くための質問がたくさん飛び交い、充実した勉強会となりました。